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支援地の現状

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 〜インド支援施設の対応(食糧編)〜

皆様、前回の投稿をご覧いただけたでしょうか?インドの新型コロナウイルス感染症の現状がよく分かる内容になっていたかと思います。

さて今回も引き続き、インドのシャンガハンの「めぐこ」担当者であるFr.からの現地報告を皆様に共有させていただきたいと思います!

今回は、インド支援施設の食糧供給キット配布についてです。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

シャンガハンエリアのFr.たちは、貧しい中の最も貧しい人々に、食用穀物の救援キットを提供し始めました。配布したキットは約340個にのぼりました。また、Sr.の方々は貧しい人々や生活困窮者に100個のキットを配布しました。各キットには、米5キロ、小麦粉5キロ、ダル1キロ(南アジアでよく食べられる小粒の豆を挽き割ったもの)、油1リットル、入浴石鹸1個、そして洗浄石鹸1個が入っていました。また、食料提供キットの必要性が高いとされる未亡人や障がい者(約50人)には、さらに2か月間、食料供給キットが与えられます。食料供給キットを受け取った人々は、家族に食事を与えることができました。しかし、収入源がないため、家族を養うことが出来ていない状況です。この世界的危機が深刻化し、長期化する中、人々は大きな恐怖、不安などに追い込まれます。彼らは家族、特に子どもの将来を心配しています。そのため、シャンガハンエリアのFr.たちは、食糧キットを提供するだけでなく、子どもたちの教育と福祉のための活動も計画しています。

以上、今回は食糧に関するインド支援施設の対応についてのご報告でした。なお、この食料支援はめぐこの支援とは関係なく、シャンガハンエリアのFr.たちが自主的に今できることとして行っていることです。

シャンガハンエリアのFr.たちの取り組みは、食糧不足に悩む方々の大きな支えになったと思います。厳しい暮らしを余儀なくされている子どもたちが健やかに成長できるよう、感染症の早期の収束をお祈りいたします。

次回は、Fr.現地報告の最後の投稿になります。そちらも是非読んで頂ければ光栄です!

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