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支援地の現状

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施設紹介 ウナイ

皆様、こんにちは。

肌寒い気候になってきましたがいかがお過ごしでしょうか。

 

バルティパダFr.の施設紹介でもお伝えした通り、8/17~8/20の間バルティパダとウナイの2施設に分かれて支援先の施設を訪問しました。

 

今回は、ウナイ(正式名称:Vedruna Niketan  Carmelite Sisters of Charity)についてご紹介いたします。

 

設立年:1961年

支援開始年:1981年

 

 

この施設の特徴は、Health dispensaryという、この施設のSr.が運営している病院があることです。

Health dispensary の説明をしてくださったSr.が強調していたのはNon chemicalにこだわっているということ。この病院では処方する薬を科学的な原材料を使わず、敷地内にあるHerbal Gardenで栽培された薬草を使って作っているそうです。

Sr.が紹介して下さった薬草は沢山の種類がありました。

ジョイント(関節)の形の薬草は関節痛に効くということ、脳の形の葉は脳の活性化に効くということ、また、癌に対処するための薬もあり、それは脱毛などの科学的な抗がん剤にあるような副作用がないということなど。それぞれの薬草にそれぞれの効果があり、聞いていてとても興味深かったです。

ジョイントの形の薬草です!↓

この病院は、周辺に住む村の人々が利用しているとのことで、私たちが滞在していた場所からもその様子が見られました。

 

また、キリスト教教会が敷地内にありました。

その教会は岩で組み立てられ、木の柱が地面に立てられていました。

柱には古来の人々の生活様式を示した模様があり、何本もの柱が全体で一つのストーリーを描いていました。模様は漁業や農業を描いたものなどで、伝統や慣習に重きが置かれているのだということが感じられました。

この施設では、「めぐこ」がいくつかの訪問先の施設で実施しているツアープロジェクトを行いました。

日本から持参した折り紙で星を作り、それにそれぞれの将来の夢を書いてもらい、模造紙に張り付けて一つの作品を創り上げます。私たちが帰国した後も私たちとのつながりを感じられるようにという思いで始まった取り組みです。

この作業をしている時は元気にはしゃぐ子どももいましたが、移動時間にはきちんと整列して秩序を保っていたり、先生が話し始めると先生の話に集中したり、切り替えが上手だと感じました。

この施設は生徒の数に対して先生やスタッフの数が多く、生徒一人一人に目が行き届いているのだと思います。

 

また、新たにこの施設で行われるようになった取り組みとしてtuition classがあります。

これは、日本でいう補習授業のようなもので、集団での授業についていけない子ども達に対して、学力の底上げを目的として行われます。

他の施設においても行われている取り組みの一つで、この施設では今年度から行われるようになりました。

 

これまで、インドの支援をしている施設を紹介してきましたが、いかがでしか。

皆様のご支援がこのような施設の子ども達に役立てられるということ、そしてそのために「めぐこ」が活動しているということをご理解いただければ嬉しく思います。

また、このような支援先の子どもの様子を知り、ご支援の際にふと子ども達の顔が浮かぶ、そのように感じられるようになればと思っています。

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