11/7(土)に、支援者様や、OBOGの方々をお招きし、2015年度の「めぐこ」の総会を実施しました。
総会とは一年に一回、めぐこの一年間の活動報告、各係ごとの一年を通じての進展状況について、「めぐこ」の説明責任を果たす一環として行っています。
今年は創設40周年という記念すべき年ということもあり、現在来日中のシャンガハンのイシュワン神父様をお招きし、貴重なお話や、今後のめぐこの在り方についてお言葉を賜りました。
神父様がおっしゃっていた、めぐこの今後の在り方とは「子供たちの夢を実現するパワー」となることです。
神父様のお話の中で、「命とは水」であるという言葉がありました。これはどういう意味かというと、子供たちの中で完結してしまう「小さな流れの川」が、めぐこメンバーなどの「大きな流れの川」に出会うことで、「新たな流れの川」になるということです。
このような表現も、神父様がめぐこの存在をどのように受け取っているかを考えさせる、きっかけとなりました。
また、現在インドが直面している、伝統と開発のジレンマについてもお話を賜りました。
発展がすすみ、伝統を失えば、自分の持つアイデンティティーを失ってしまう懸念があります。
しかし、教育によって伝統を守る人材を育成できれば、それは乗り越えることができると神父様はおっしゃていました。
総会中の休憩時間や、総会後は、世代を超えて、めぐこメンバーが交流する機会となりました。
当時の思い出話に花を咲かせたり、顧問のジョン=プテンカラム先生とお話しをする方々も多く見受けられました。
また、現役メンバーと、OBOGの交流も盛んに行われました。
総会後は学校近辺の飲食店で懇親会ということで、共に同じテーブルを囲み主にメンバー、神父様、そして顧問のジョン=プテンカラム先生と交流を深めました。
ここでも神父様のユーモラスな人柄が場を盛り上げました。
2015年度のめぐこの活動も残りわずかとなりましたが、今週末にはチャリティーコンサートもおり、まだまだやることは沢山あります。
そのような中でも、次の代へとスムーズなバトンタッチが行われるように、メンバー一同で、より精力的に活動するきっかけとなりました。
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