8月2日から始まったフィリピンツアーでは、現地支援施設で三つのプロジェクトが行われます。どれも「めぐこ」の三つの理念のうちの一つである、顔の見える支援をより具体的に体現するためのものです。二年に一回奨学生と会うことができる貴重な機会を最大限に生かすためのプロジェクトは以下の三つです。

１．ハートリンクプロジェクト

株式会社大和ライフネクスト様から寄付して頂いた文房具を子どもたちに直接手渡すプロジェクトです。その際、ツアーに参加しないメンバーの顔写真も手書きのメッセージと添えることで、メンバー全員とのつながりを子どもたちが感じられるようにしました。

２．キッズカメラプロジェクト

国際協力NPOレインボーチルドレン様から寄付して頂いたカメラを奨学生に預けて、奨学生が好きな人やモノを好きなように撮ってきてもらうプロジェクトです。メンバーが帰国したら写真を回収し展示物を作成します。チャリティーコンサートなどのイベントで展示する予定です。

３．モザイクアート

「めぐこ」メンバーが子どもたちにメッセージを添えた未完成のモザイクアートに、現地で子どもたちに将来の夢などを書いてもらい、最終的には1枚の大きな絵に完成させる予定です。モザイクアートは日本とフィリピンのつながりを感じてもらえるデザインに仕上げました。メンバーの帰国が楽しみです！

以上三つが現地で行われるプロジェクトです。実は全てプロジェクトにおいて、事前の準備にかなりの時間を費やしました。その分、なんとか成功させて、現地の子どもたちにとって最高の思い出になればいいなと願っております。プロジェクトがうまく進めば、展示やツアー報告書などを利用して広く公開したいと考えております。