スケジュール
6:30 朝食
8:00 パシルへ出発
9:00 ホームステイ先家族と合流(ドンボスコユースセンターにて)
18:00 歓迎会
22:00 各自ホームステイ先にて就寝
雑感
パシルという地域にあるドンボスコユースセンターに到着。
ダリアさんという綺麗なソーシャルワーカーさんに迎えられ、ドンボスコ施設と地域の説明をうけた。
ここはかつてゴミだめであったそうで、現在は綺麗になり、住宅地となっている。また、漁業の街でもある。
説明によると、ここはドラッグが問題の地域らしい。
それは、ドラッグを売ることが簡単にお金を得られる、また、空腹から逃れられる、という悲しい住民の現実があった。
それを防ぐために、ドンボスコのファーザー、ソーシャルワーカーさん達は、教育がその近道と信じ、小学校、高校のサポートを続けている。
説明のあとに、小学校、高校を訪れた。
子供たちはみんなエネルギッシュながら、礼儀を守る、素晴らしい子達であった。先生達の教育に対する情熱も伝わり、彼らをもっと応援したい、と思った。
インタビューを通して、ドンボスコはめぐこのガイドラインにとても忠実であり、寄付金の全てを子供の教育に注いでいる、と知れて、とても嬉しかった。
その後、ホストファミリーのフローラと合流し、観光へと出かけた。
ジプニーと馬にのり、セブの街を行くのはとてもよい経験だった。
歩いている間、フローラは私達をすごく気遣い、ひったくりにあわないように と守ってくれた。
観光の一部でショッピングモールへ行ったが、そこで、フィリピンの格差社会を目の当たりにした。
あまりにも差が激しくて、あまりついてはいけなかった。
SMS生の歓迎会では、素晴らしいダンス、歌を披露してもらえた。また、私達のパフォーマンスも気に入ってもらえた。
子供との交流会では、上級生が下の子達をまとめ、私達にも協力してくれる、優しさが見られた。
歓迎会は夜10:30までつづいた。熱気は静まる事はなかった。
その後、ハロハロを食べに行き、フローラの家へと行った。スラム街にもかかわらず、フローラの家にはパソコン、wifi , テレビがあった。
彼女の話によると、息子たちが自立しており、また、旦那さんの仕事も政府と近い関係にあるため、彼女が働かなくても、このような生活ができるのだそうだ。
PM 12:00 ごろには、近所からフローラの友達が集まってきて、みんなでおしゃべりを2:00まで楽しんだ。
チョリソーと、ビールを片手に朗らかに話す彼女達は、とても可愛いらしかった。
また、会ったばかりの私達に、もう家族だからいつでも戻っておいで、と暖かさに満ちた言葉もくれた。
私達は2:30には寝たが、彼女達はおそらく4:00ごろまでおきていたかもしれない。
フローラから学んだのは、フィリピンのおもてなしは、家族に迎えることと、学んだ。
私が有難う、と言うたびに、家族なのだから、当たり前。と答えるフローラの優しさに何度も心を救われた。
フローラは私をベイビー、と呼んでくれた。
まるで、本当の子供のように。私も機会があれば、是非ママに会いにフィリピンへと帰って来たい。
そして、この素晴らしい機会を与えてくれた、ダリアさん、ファーザー
アンディ、オーリー、フローラ、そして、めぐこの存在に感謝したい。
Salamat!
国際教養学科 高瀬
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